11月になるととても寒くなりますが、なんとなく夜空を眺めたくなることはありませんか?
そんなときに、とてもきれいな満月を見たことがあるはずです。
11月に出現する満月を、ビーバームーンと言います。
・ビーバームーンとは
・ビーバームーンの見られる日時
・ビーバームーンの願い事
・ビーバームーンと皆既月食の関連性
今回は、ビーバームーンについてお話ししますので、参考にしてみてください。
Contents
2023年のビーバームーンって何?
ビーバームーンとは、毎年11月に観測される満月のことを指します。
もともとは、アメリカ先住民がビーバームーンと名付けたと言われています。
ですが、なぜ11月はビーバームーンなのでしょうか。
日本でも、春夏秋冬にそれぞれイベントがあり、その日が祝日になることもあります。
大昔でも、ビーバーに関連するイベントがあり、満月がでるタイミングでそのような名前を付けられたのではないでしょうか。
所説によりますと、11月はビーバーの毛皮をとるために罠を仕掛けていたそうです。
11月以降はアメリカもかなり寒くなりますので、ビーバーの毛皮を服にして暖を取っていたと想定できます。
ビーバームーンのほかの呼び方はあるの?
ビーバームーンはあくまでアメリカ先住民が付けた名前であって、ヨーロッパやアジアなどほかの地域では全く別の名前で呼んでいたそうです。
例えば、
・トレーディングムーン・・・Trading Moon (貿易月)
・フロストムーン・・・Frost Moon (霜月)
・ツリームーン・・・Tree Moon(樹木月)
・ホワイトムーン・・・White Moon (白月)
・ダークムーン・・・Dark Moon (暗月)
等が該当します。
どれもビーバームーンとは異なる名前ですが、なんとなくわかるものはいくつかあります。
トレーディングムーンは貿易月ですが、おそらく11月は貿易が盛んだった可能性があります。
11月には霜が降り始めることからフロストムーン、日の入りがかなりはやくなり夕方でも暗くなるためダークムーンと名付けられた、と想定できます。
このように、地域によって満月の名前が変わると、そこにある習慣や生活が垣間見えてきます。
ビーバームーンは願い事ができるって本当?
毎月発生する満月にはそれぞれ意味があり、願い事が叶うと言い伝えられています。
ビーバームーンは、コミュニケーションや行動力、会話、人間関係などを意味します。
私たちは、プライベートも仕事も学校も、誰かと関わって生きています。
その際にコミュニケーションや人間関係はとても大切ですし、それで悩んでいる人は大勢います。
でしたら、ビーバームーンを見てお願いするという方法を取られてはいかがでしょうか。
コミュニケーション・会話
コミュニケーションや会話は、私たちにとって絶対になくてはならないものです。
しかし、人によってはコミュニケーションが難しい、苦手としているケースもあります。
その際には、ビーバームーンにお願いをしてみてはいかがですか。
行動力
行動力のある人は何をやってもうまくいくようになっています。
しかし、大半の人は行動せずに現状維持を求めてしまうものです。
もし、人生を変えてみた、新しいことにチャレンジをしてみたいとお考えであればビーバームーンにお願いごとをしてみてください。
その行動も、すでに新しいことのチャンレンジとなります。
人間関係
人間関係がうまくいけば、なんでも安心ですが、なかなかそうもいきません。
学校や社会において、様々な人が関わってくるため、なかには苦手な人もでてきます。
人間関係を苦手なままにしてしまうと、いいことはありませんので、ビーバームーンにお願いごとをしましょう。
ビーバームーンで願いを叶える方法は?
願いを叶えたい場合、ビーバームーンを見るだけでも問題はありません。
ですが、より強力なものにするためにはいくつかやるべきことがあります。
まずは紙に願い事を書いて満月を見て読み上げます。
月光浴をしながら、再度願い事をとなえてください。
グラスに入れた水を満月にかざし、そのまま飲みましょう。
これをしたから100%願いが叶う、というわけではありませんが、それだけ本気度が伝わってきますし前向きな気持ちにもなれます。
2023年のビーバームーンはいつ見られるの?
2023年のビーバームーンは、11月27日の月曜日に観測できます。
もっとも最大に見えるのが18時ごろですから、ちょうど見やすい時間帯だと言えます。
もし、はっきりビーバームーンを見たいのであれば、夕方は東、深夜は南、早朝は西を見るといいでしょう。
また、11月後半はとても寒いため、暖かい格好でビーバームーンを見るようにしましょう。
ビーバームーンの過去・未来の日時を見てみましょう。
2020年 | 11月30日 |
---|---|
2021年 | 11月19日 |
2022年 | 11月8日 |
2023年 | 11月27日 |
2024年 | 11月16日 |
ビーバームーンが11月というのは同じですが、年によって見られる日にちは全く異なります。
たとえば2020年であれば月末となりますからほぼ12月です。
逆に2022年は11月8日に観測できたので、割と早い段階で見られました。
ビーバームーンと皆既月食の関連性は?
皆既月食とは、満月が欠けてしまった状態のことを指し、地球の影が月を覆う状態となっています。
皆既月食は、徐々に月が削られるようになってき、そして元に戻るという特徴があります。
満月のように、毎月皆既月食が観測できるわけではありません。
また、皆既月食ではなく部分月食も多く、ベストなタイミングで見るのはとても難しいですし運も必要です。
ちなみに2023年は10月29日に部分月食が観測できる予定で、皆既月食は2年後の2025年の3月の予定です。
おそらく、2022年は11月に皆既月食のタイミングでしたので、同時期にかぶるビーバームーンと検索されていたのでしょう。
ですから、今回はビーバームーンと皆既月食の関連性はないと考えるべきです。
11月以外のビーバームーンの呼びかた
11月はビーバームーンですが、それ以外の月も呼び方が異なります。
月 | 日本語 | 英語 |
---|---|---|
1 | ウルフムーン | Wolf Moon |
2 | スノームーン | Snow Moon |
3 | ワームムーン | Worm Moon |
4 | ピンクムーン | Pink Moon |
5 | フラワームーン | Flower Moon |
6 | ストロベリームーン | Strawberry Moon |
7 | バックムーン | Buck Moon |
8 | スタージャンムーン | Sturgeon Moon |
9 | ハーベストムーン | Harvest Moon |
10 | ハンターズムーン | Hunter’s Moon |
11 | ビーバームーン | Beaver Moon |
12 | コールドムーン | Cold Moon |
11月はビーバームーンですが、本格的に寒くなる12月になるとコールドムーンという名前がつけられています。
12月から2月にかけては寒い季節なので、関連する名前となり3月からは春を感じさせる名前となっています。
まとめ
2023年のビーバームーンは、11月27日の月曜日18時に観測できます。
時間的にかなり見やすいため、みなさんもビーバームーンを見られるチャンスではないでしょうか。
ただし、11月後半はかなり冷え込みますので、外で見る際にはしっかり防寒対策をして挑んでください。
もしビーバームーンを見られるのであれば、一緒に願い事をして人間関係などの悩みを解消してはいかがでしょうか。