4月の心地よい季節になると、ついつい夜空を見上げたくなるものです。
実は4月にも満月が出現しますが、その名前をピンクムーンと言います。
なぜピンクムーンと名付けられたのか、そもそもいつ何時に見られるのかが気になるものです。
・ピンクムーンの由来
・ピンクムーンの見られる日時
・ピンクムーンの恋愛
についてお話しします。
Contents
2023ピンクムーンの意味と由来は?
毎年4月に満月が観測できますが、その満月の名前をピンクムーンと言います。
とても可愛らしい名前ですが、名付けた人は、遠い遠い昔のアメリカ先住民だと言われています。
当時のアメリカ先住民は、季節を理解するために毎月出現する満月に意味を込めて名前をつけていました。
4月はピンクムーンと名付けられた、というわけです。
日本でもそうですが4月になると桜が満開となり、ピンクのイメージを持たれているはずです。
当時のアメリカでどうだったのかは分かりませんが、4月はピンクの花が咲く時期だったため、そのように名づけられたと考えられます。
ピンクムーン以外にも呼び方はあるの?
4月のピンクムーンという名前は、アメリカ先住民が名付けたものです。
それ以外の地域では以下のように呼ばれていました。
・スプラウティンググラスムーン(Sprouting Grass Moon・萌芽月)
・エッグムーン(Egg Moon・・卵月)
・フィッシュムーン(Fish Moon・魚月)
スプラウティンググラスムーンは、4月になると草木が芽吹くから、エッグムーンはニシンが4月に産卵をするから名付けられたと想定できます。
月によってさまざまな呼び方がありますが、4月はエッグムーンやフィッシュムーンなど、なんとなく連想できるものが多いように感じられます。
ピンクムーンの色はやっぱりピンク?
ピンクムーンと名付けられたため、満月もピンク色なのかなと期待をしてしまうものです。
しかし、アメリカ先住民が名付けた理由は花が咲く時期ということから、満月の色とは関係ないことが分かります。
つまり、ピンクムーンはピンク色には見えないというわけですね。
場合によってはそれっぽく見えるかもしれませんが、基本的にはよく見る満月の色だと認識してください。
2023年ピンクムーンが見られる日時
2023年4月のピンクムーンは、4月6日の13時半に観測でき最大となります。
ちょうど4月の前半は寒さが緩くなりあ叩なっているので、見るには最適だと言えます。
完全にお昼時ですから、夜の満月のようには見えないかもしれません。
また、お昼が終わって仕事や授業を受けている学生や社会人が多いので、最大で見るのは難しいです。
ですが、夜になると満月として見られるのでご安心ください。
過去と未来のピンクムーンが観測できた日付を見てみましょう。
2020年 | 4月8日 |
---|---|
2021年 | 4月27日 |
2022年 | 4月17日 |
2023年 | 4月6日 |
2024年 | 4月24日 |
4月は4月でも、年によってピンクムーンが見られる日付が全く異なります。
2023年はかなり早いですが、2021年は4月27日とかなり遅い時期に観測できました。
2024年もわりと遅い日程となっています。
ピンクムーンは恋愛に関係しているのって本当?
ピンクと言えば恋愛を想定できますが、ピンクムーンはどうでしょうか。
実はそれぞれの満月には意味があり、願い事ができると言い伝えられています。
ピンクムーンの意味は、恋愛、結婚、家庭などが該当します。
まさにピンクムーンは恋愛や結婚に適した内容ですから、お悩みであれば願い事をするといいでしょう。
基本的に最大になる時間で願い事をすればいいですが、時間的にもお昼時なので、難しい人は夜の満月を見てお願いをしましょう。
恋愛
どんな人でも恋愛はしますし、気になる異性はいるはずです。
しかし、なかなか進まずに悔しい思いをしたことがある人は多いのではないでしょうか。
とくに片思いをしている場合は、次のアクションがとても重要となります。
どうしても前へ進めない場合は、ピンクムーンに願ってみてはいかがでしょうか。
ピンクムーンに願って行動すれば、もしかしたら気になる人とお近づきになれるかもしれません。
結婚
すでに恋人はいるけれど、結婚するべきなのかどうかを迷っている、もしくは結婚したい相手がいませんか。
結婚は人生の中でも、大きなイベントですからうまくいきたいと誰もが考えるはずです。
また、意中の人と結ばれて幸せになりたいものです。
でしたら、ピンクムーンをみて願ってみてはいかがでしょうか。
家庭
結婚はすでにしているが、家庭をもっとよくしたい、とお考えではありませんか。
もしかしたら、家庭内があまりいい雰囲気ではないかもしれませんし、もっと素敵な家庭を築きたいと考えているかもしれません。
とくに家庭の問題は、自分では何ともできないことが多々あるでしょう。
その際にも、ピンクムーンにお願いをすれば叶うかもしれません。
ピンクムーンにはジンクスがある?
恋愛関係は、なんとなくジンクスに頼りたくなりますよね。
実はピンクムーンは、スマートフォンやパソコン、タブレットの待ち受けにすると、幸運がやってくるといわれています。
ピンクムーンには、恋愛や結婚の意味が込められているため、この時期だけでも待ち受けをピンクムーンにしてはいかがでしょうか。
とくに、好きな人や気になる人、大切な家族と一緒にピンクムーンを待ち受けにして、当日は一緒に満月を見るといいでしょう。
また、願いをより叶いやすくしたい場合は、とある方法を試してみてください。
まずは、紙に願い事かいてください。
できるだけポジティブな内容で、現実的な内容が好ましいです。
次に、紙に書いた願いを声に出します。
その際に、グラスに水を入れておき、ピンクムーンにかざしておきます。
満月水にはパワーがあると言われているため、それを飲んでください。
4月のピンクムーン以外の満月の呼びかた
4月はピンクムーンと呼びますが、それ以外の月はどのような呼びかたなのでしょうか。
月 | 日本語 | 英語 |
---|---|---|
1 | ウルフムーン | Wolf Moon |
2 | スノームーン | Snow Moon |
3 | ワームムーン | Worm Moon |
4 | ピンクムーン | Pink Moon |
5 | フラワームーン | Flower Moon |
6 | ストロベリームーン | Strawberry Moon |
7 | バックムーン | Buck Moon |
8 | スタージャンムーン | Sturgeon Moon |
9 | ハーベストムーン | Harvest Moon |
10 | ハンターズムーン | Hunter’s Moon |
11 | ビーバームーン | Beaver Moon |
12 | コールドムーン | Cold Moon |
5月はフラワームーン、6月はストロベリームーンと、4月同様にピンクを連想させるような名前が付けられています。
とくに、5月のフラワームーンは4月のピンクムーンと名付けられた理由が近いように感じられます。
それ以外は、バックムーンやスタージャンムーンなどの調べないと連想できないものや、コールドムーンやスノームーンなど一目でわかる満月もあります。
まとめ
2023年4月のピンクムーンは、4月6日の13時半に観測でき最大となります。
時間的に最大で見るのは難しいかもしれませんが、夜の満月は見られます。
4月6日は、かなり暖かくなってくる時期ですから、とても見やすい月だと言えます。
また、願い事やジンクスもピンクムーンと織り交ぜせれば、もしかしたら叶うかもしれませんね。