2023年ワームムーンの由来は?いつ見れるのかや色・願い事を解説!

厳しい冬の季節が終わり、ようやく暖かくなってくる3月では、ふと夜空を見上げることもあるでしょう。

そんなときに偶然、きれいな満月を見たことはありませんか。

実は3月に見られる満月をワームムーンと言いまして、意味があったり願い事ができたりで注目されています。

この記事で分かること

・ワームムーンの由来
・ワームムーンの見られる日時
・ワームムーンの願い事
・ワームムーンの色

についてお話ししますので、参考にしてみてください。

2023年ワームムーンの由来は?

毎年3月に見られる満月を、ワームムーンといいます。

英語ではWormMoonと表記し、訳すと「芋虫の月」となります。

そもそも、なぜ月とまったく関係なさそうな芋虫が満月の名前に選ばれたのでしょうか。

まず、このワームムーンと名付けたのは、はるか昔のアメリカ先住民たちです。

当時は時計のような時間が正確にわかるアイテムがなく、季節を把握するために各満月に名前を付けたと言われています。

3月は暖かくなり幼虫たちが地面からでてくるため、そのように名づけられました。

ワームムーンの別名について

ワームムーンは、あくまでアメリカ先住民たちがつけた名前にすぎません。

それ以外のエリアではこう呼ばれていました。

・クラストムーン:Crust Moon (堅雪月)
・クロウムーン:Crow Moon(烏月)
・デスムーン:Death moon(死月)
・チェイストムーン:Chaste Moon(純潔月)
・サップムーン:Sap Moon(樹液月)

たとえばサップムーンの樹液月であれば、3月の季節になると樹液が取れるため、クラストムーンは、堅雪とあるように寒い季節が終わり雪がとける時期だからそう名付けられたのでしょう。

そして、エリアによっては春が来るタイミングで生まれ変わるという意味があるためデスムーンというインパクト強な名前になっています。

3月の別名はなかなか連想が難しいですが、それでもそこに住んでいた人たちの習慣や思いが伝わってきそうです。

諸説ありますが、中国では「暇そうな月」チェロキーでは「風の強い月」と言われています。

2023年のワームムーンはいつ見られるの?

2023年のワームムーンは、3月7日に観測できます。

時間は21時半過ぎが最大となっていますので、非常に見やすいタイミングだと言えます。

3月7日のワームムーンを見る際には、しし座やおとめ座、てんびん座なども観測できるはずです。

ワームムーンはどんな色?

2023年のワームムーンは、最初はオレンジ色に見えます。

そして時間の経過とともにホワイト色となり、とても神秘的な状況が見られます。

ですから、ワームムーンを見るタイミングによってオレンジにもなればホワイトにもなるため、時間をずらしてみてみるのもいいでしょう。

ワームムーンは願い事ができるのって本当?

ワームムーンに限らず、それぞれの満月には願い事をすれば叶う、と言われています。

ワームムーンは、美や平和、人間関係などが該当します。

たとえば、美しくなりたい、平和でありたい、人間関係を良くしたいと思っているのであれば、ワームムーンを見て願い事をしてみてはいかがでしょうか。

願い事をより効果的にするためには、最大の21時半ころにお願いするのが理想的です。

3月以外のワームムーンの呼びかた

3月だけではなく、それぞれの月で名前がつけられています。

日本語 英語
1 ウルフムーン Wolf Moon
2 スノームーン Snow Moon
3 ワームムーン Worm Moon
4 ピンクムーン Pink Moon
5 フラワームーン Flower Moon
6 ストロベリームーン Strawberry Moon
7 バックムーン Buck Moon
8 スタージャンムーン Sturgeon Moon
9 ハーベストムーン Harvest Moon
10 ハンターズムーン Hunter’s Moon
11 ビーバームーン Beaver Moon
12 コールドムーン Cold Moon

3月はワームムーンですが、4月は春を連想させるピンクムーン、2月は冬を連想させるスノームーンなど分かりやすい名前が多い傾向にあります。

まとめ

2023年のワームムーンは、3月7日に観測でき、最大は21時半以降とかなり理想的なタイミングとなっています。

せっかくならワームムーンを見て一緒に願い事をしてみてはいかがでしょうか。

美や平和、人間関係にお悩みの人は多いはずですから、この機会に願い事をして、解決されることをおすすめします。