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【2023】おうし座南流星群はいつ?方角やピーク時間について解説!

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おうし座流星群は活動期間などの違いから、2つの流星群に分かれていることをご存知でしょうか。

流星が飛び出してくように見える放射点が「南群」と「北群」に分かれています。

それぞれ「おうし座南流星群」と「おうし座北流星群」と呼ばれており、火球と言われる明るい流星が特徴です。

今回は、おうし座南流星群について解説していきます。

この記事でわかること

・【2023】おうし座南流星群はいつ?
・おうし座南流星群のピーク時間は?
・おうし座南流星群の方角は?

についてお話ししますので、ご参考にどうぞ。

【2023】おうし座南流星群はいつ?

おうし座南流星群の活動が活発になる期間は、9月20日から11月20日と言われています。

流星群の活動が最も活発になる極大日が11月5日頃になっていますが、前後する可能性があります。

過去数年は極大日が次のようになっていました。

西暦 極大日
2022年 11月6日
2021年 11月5日
2020年 11月5日
2019年 11月6日

おうし座南流星群は他の流星群とは異なり、大きなピークはありません。

活動期間が長く、1時間に数個ほど流星が観測できると言われています。

下弦の月が夜中に昇り始めるので、一晩中月明かりの影響を受けるので観測はしにくいかもしれません。

できるだけ見やすくする方法として、月を背にして観測することをお勧めします。

おうし座南流星群のピーク時間は?

おうし座南流星群のピーク時間は、下弦の月が昇る前の午後10時までが観測しやすい時間と考えられます。

11月5日頃が極大になるので、11月5日の日の入り〜午後10時がベストタイミングではないでしょうか。

都道府県 11月5日の日入り 11月6日の日の入り
北海道 16:23 16:21
東京都 16:43 16:42
大阪府 17:01 17:00
沖縄県 17:45 17:45

今回は、主要な4都道府県を調べましたので参考にしてみてください。

おうし座南流星群の極大日は前後する場合がありますので、数日観測をしてみても良いのかもしれませんね。

おうし座南流星群の方角は?

おうし座南流星群は、東京では11月4日の日没後に放射点が東北東から昇り始めます。

その後も昇り続けて11月5日の午前0時ごろに最も高くなると言われています。

観測時間にもよりますが、日没後すぐに観測されたい人は北東の空を中心に見上げると良いかもしれません。

放射点が高く昇った時に観測される人は、月を背にして空全体を見るようにするのがおすすめです。

おうし座南流星群の天気は?

おうし座南流星群を観測する際に、気になるのが天気ですよね。

曇っていたり雨が降っていれば観測はできなくなってしまいます。

あくまでも予想ですが、過去の記録を参考に考えてみるのも良いのかもしれません。

今回は主要な4都道府県の11月5日の天気と最低気温を調べてみましたので、ご参考までにどうぞ。

東京都 北海道 大阪府 沖縄県
2022年 曇りのち晴れ 曇りのち雨 晴れ 曇り
11.7℃ 0.8℃ 11.1℃ 22.0℃
2021年 晴れ 晴れ 晴れ 晴れのち雨
11.5℃ 6.8℃ 11.6℃ 21.5℃
2020年 晴れ 晴れのち雨 晴れ 曇りのち雨
9.1℃ 3.6℃ 7.9℃ 21.8℃

天気は各地域バラバラで予想するのは難しいかもしれません。

気温は11月中旬なので、沖縄県を除くと10℃を下回ってる地域が見られます。

観測時は夜になると思われますので、防寒着と温かい飲み物を用意して観測を楽しんでみてください。

流星群を見つけやすくする3つのポイント

流星群が見つけやすくなるポイントは次のようになります。

誰でも簡単に行なえるので試してみてください。

流星群を見つけやすくするポイント1

できるだけ街灯などの人口の明かりを避けた場所を選びましょう。

人口の明かりが多いと、その明るさに邪魔されて暗い流星が見えなくなってしまいます。

見ることができる流星の数を減らさないようにするのがポイントです。

流星群を見つけやすくするポイント2

空をできるだけ広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントです。

放射点の方向にこだわる必要はなく、空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。

流星群は、放射点の方向だけに出現するわけではなく空の四方八方から出現すると言われています。

空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。

流星群を見つけやすくするポイント3

月が昇っている時は、月を正面にして観測するのは避けるようにしましょう。

月明かりに邪魔されて、暗い流星が見えなくなってしまいます。

月を背にして、できるだけ空の広い範囲を眺めて見ることができる流星の数を減らさないようにしましょう。

おうし座南流星群以外の主な流星群は?

おうし座南流星群以外にも、国内で観測される主な流星群の一覧になります。

この中でも、「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」は「三大流星群」と呼ばれています。

三大流星群の特徴ですが、毎年ほぼ安定して多くの流星が出現する流星群と言われています。

流星群名称 出現期間 極大日
しぶんぎ座流星群 12月28日 -1月12日 1月4日頃
4月こと座流星群 4月14日 – 4月30日 4月22日頃
みずがめ座η流星群 4月19日 – 5月28日 5月6日頃
みずがめ座δ流星群 7月12日 – 8月23日 7月30日頃
やぎ座α流星群 7月3日 – 8月15日 7月30日頃
ペルセウス座流星群 7月17日 – 8月24日 8月13日頃
はくちょう座κ流星群 8月8日 – 8月25日 8月17日頃
10月りゅう座流星群 10月6日 – 10月10日 10月8日頃
おうし座南流星群 9月10日 – 11月20日 10月5日頃
オリオン座流星群 10月2日 – 11月7日 10月21日頃
おうし座北流星群 10月20日 – 12月10日 11月12日頃
しし座流星群 11月6日 – 11月30日 11月18日頃
ふたご座流星群 12月4日 – 12月17日 12月14日頃
こぐま座流星群 12月17日 – 12月26日 12月23日頃

おうし座南流星群を観測する際の注意点

おうし座南流星群の観測時期は、夜になると気温が下がり注意が必要となります。

日中と夜の気温差がある場合は、観察する時間の気温に合わせた格好で行うようにしましょう。

夜の観測が主になると思いますので、防寒着などの防寒対策は忘れずに行うことが大切です。

また、屋外で暗い場所を移動する際は懐中電灯などを忘れずに持参し転倒防止などに心がけてください。

車でお出かけの際は、地域によっては路面が凍結している恐れがありますのでスタッドレスタイヤなどに履き替えておくと安心かもしれません。

安全運転を心がけ、観測する場所の周りの人も考慮しながら観測を行ってくださいね。

まとめ

今回は、おうし座南流星群はいつ見れるのか?観測に適した方角やピーク時間についてお伝えしてきました。

おうし座南流星群の活動が活発になる期間は、9月20日から11月20日で極大日が11月5日頃と予想されています。

11月5日の日の入り〜午後10時が観測に適した時間ではないかと考えられます。

方角は、観測時間にもよりますが北東を中心に空全体を見渡せる場所がおすすめです。

おうし座南流星群を観測して風邪を引いてしまったということがないよう、防寒対策を忘れずに幻想的な流星を観測してはいかがでしょうか。

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