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【2023】しぶんぎ座流星群はいつ?方角やピーク時間・母天体について解説!

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年明け早々に天体ショーの幕開けを飾る、しぶんぎ座流星群

「ペルセウス流星群」や「ふたご座流星群」とともに三大流星群と呼ばれており注目されている。

そもそも、しぶんぎ座流星群ってどんな流星群なのでしょうか。

この記事でわかること

・【2023】しぶんぎ座流星群はいつ
・しぶんぎ座流星群の方角
・しぶんぎ座流星群のピーク時間

について解説していきますので、ご参考までにどうぞ。

【2023】しぶんぎ座流星群はいつ?

しぶんぎ座流星群は正月の1月1日〜1月7日頃に活動が活発になるようです。

年によって異なりますが、1月3日〜1月4日に最も活動が活発になる極大日と予想されています。

しぶんぎ座流星群はペルセウス流星群とふたご座流星群とともに三大流星群と呼ばれています。

条件次第で1時間あたり30〜50個くらいの流星が見られると言われています。

見頃として、放射点が昇り始める深夜から明け方までの数時間になるようです。

流星群の活動が最も活発になる時間の継続が、6時間くらいと短いのが特徴になっています。

年によって流星の出現数が変化しやすく、多く見られる年が限られるようですね。

しぶんぎ座流星群の方角は?

しぶんぎ座流星群は、東京では1月3日の夜11時頃に流星が飛び出す中心となる点「放射点」が北東の空から昇り始めるようです。

その日はすでに明るい月が空に昇っているので、月明かりが観測を妨げそうです。

月明かりが邪魔な場合は、月を背にして暗い空を見渡せるようにしてみましょう。

月が沈む時間が1月4日の朝方4時頃になり、夜明けが6時頃になりそうです。

月明かりがなく暗い空が広がる約2時間が観測しやすい時間となりそうです。

しぶんぎ座流星群のピーク時間は?

しぶんぎ座流星群のピーク時間は、2023年1月4日の12時40分頃に予想されています。

活動が活発になる期間が2022年12月28日〜2023年1月12日になるようです。

流星群の活動が最も活発になる極大日が1月4日の昼頃で、月も満月に近い明るい月になるので観測条件は良くありません。

月が沈んで放射点が高く昇っている、1月4日の朝4時〜夜明けまでの時間が絶好の観測チャンスとなりそうです。

新年の願い事をこの機会にしてみてはいかがでしょうか。

しぶんぎ座流星群の天気は?

しぶんぎ座流星群を観測する際に気になるのは当日の天気ですよね。

雨が降っていたり、曇っていたら観測ができなくなってしまいます。

過去の天気の記録から当日の天気を予想してみてはいかがでしょうか。

今回は、主要な4都道府県の天気と最低気温をまとめてみました。

1月4日 東京都 北海道 大阪府 沖縄県
2022年 晴れ 晴れのち雨 晴れ
0.6℃ 7.7℃ 6.2℃ 15.2℃
2021年 曇りのち晴れ 晴れのち雪 曇りのち晴れ 曇りのち雨
1.3℃ -8.7℃ 3.0℃ 17.6℃
2020年 晴れのち曇り 雪のち晴れ 晴れ 晴れのち曇り
3.6℃ -6.2℃ 6.4℃ 15.0℃

冬の季節なので、雪が降っている地域もあり観測が困難な状況も考えられます。

全国的に気温が低くなっており、観測する際は防寒着が必須になるようです。

観測して風邪を引くことがないよう注意しましょう。

しぶんぎ座流星群とは?

しぶんぎ座流星群は、りゅう座とうしかい座の境界付近に放射点がある流星群になります。

現在は存在していない星座で、以前この境界付近に「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座を設定していた名前に由来しているようです。

以前は、りゅう座ι(イオタ)流星群とも呼ばれたこともあったようですが2009年に国際天文学連合で名称が確定され、正式名称となりました。

三大流星群と呼ばれていますが、ペルセウス流星群やふたご座流星群とは異なり活動が活発な期間が短く、年によって出現数が変化しやすいと言われています。

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しぶんぎ座流星群の母天体とは?

しぶんぎ座流星群の母天体は諸説あるようですが、まだ確定的ではないようです。

有力視されているのが、2003年に発見された小惑星(2003 EH1)と言われています。

ただし、この小惑星が流星の元となるチリをどのように放出したのかは、わかっていないよです。

現在のところミステリアスな流星群ではありますが、今後解明されて観測しやすい流星群になることを期待したいですね。

流星群を見つけやすくする3つのポイント

流星群を見つけやすくするためには、次のようなポイントがあります。

簡単にできることなので、ぜひ試してみてください。

流星群を見つけやすくするポイント1

できるだけ街灯などの人口の明かりが少ない場所を選ぶことも重要なポイントです。

人口の明かりが多いと、その明かりに邪魔されて暗い流星が見づらくなり、見ることができる流星の数が少なくなってしまいます。

流星群を見つけやすくするポイント2

空が広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントです。

放射点の方向だけにこだわらず、空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。

流星群は、放射点のある方向だけに出現するわけではなく、夜空の四方八方から出現すると言われています。

空をできるだけ広く見渡していたほうが、より多くの流星を見る可能性が高くなります。

流星群を見つけやすくするポイント3

月が昇っている際は、月を正面にしての観測は避けたほうが良いでしょう。

月明かりに邪魔されて、暗い流星が見えなくなってしまいます。

月を背にして、空の広い範囲を眺めるようにしてみましょう。

しぶんぎ座流星群以外の流星群とは?

しぶんぎ座流星群以外に国内で観測される主な流星群は次のようになっています。

毎年ほぼ安定して多くの流星が出現する流星群「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」を「三大流星群」と呼んでいます。

流星群名称 出現期間 極大日
しぶんぎ座流星群 12月28日 -1月12日 1月4日12時40分頃
4月こと座流星群 4月14日 – 4月30日 4月22日頃
みずがめ座η流星群 4月19日 – 5月28日 5月6日頃
みずがめ座δ流星群 7月12日 – 8月23日 7月30日頃
やぎ座α流星群 7月3日 – 8月15日 7月30日頃
ペルセウス座流星群 7月17日 – 8月24日 8月13日頃
はくちょう座κ流星群 8月8日 – 8月25日 8月17日頃
10月りゅう座流星群 10月6日 – 10月10日 10月8日頃
おうし座南流星群 9月10日 – 11月20日 10月10日頃
オリオン座流星群 10月2日 – 11月7日 10月21日頃
おうし座北流星群 10月20日 – 12月10日 11月12日頃
しし座流星群 11月6日 – 11月30日 11月18日頃
ふたご座流星群 12月4日 – 12月17日 12月14日頃
こぐま座流星群 12月17日 – 12月26日 12月23日頃

まとめ

今回は、2023しぶんぎ座流星群はいつ?方角やピーク時間、母天体についてお伝えしてきました。

活動が活発になる期間が2022年12月28日〜2023年1月12日になり、2023年1月4日の12時40分頃に極大になると予想されています。

しぶんぎ座流星群は、東京では1月3日の夜11時頃に放射点が北東の空から昇り始めるようです。

新年最初の天体ショーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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