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【2023】やぎ座α流星群とは?方角や時間・みずがめ座δ流星群との関係性を解説!

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夏の夜空をふと見上げたときに流れ星を見つけたことはありませんか。

実は、数多くの流星群が出現する時期と夏の季節が重なっているんです。

それで流星の数が増えて見れる確率が上がっているからと考えられます。

今回は夏の時期にピークを迎えるやぎ座α流星群についてお話ししていきます。

夏休みのイベントのひとつに天体ショーを加えてみてはいかがでしょうか。

この記事でわかること

・【2023】やぎ座α流星群とは
・やぎ座α流星群はいつ
・やぎ座α流星群の方角

について解説していきますので、ご参考までにどうぞ。

やぎ座α流星群とは?

やぎ座α流星群は、やぎ座のα星付近に放射点がある流星群になります。

7月上旬から8月下旬に活動が活発になり、7月末頃に最も活動が活発になる極大と予想されています。

そこまで活発ではないようですが、他の流星群より流星がゆっくりと流れるのが特徴の一つと言われています。

やぎ座α流星群は、火球と呼ばれている火の玉のような流星が見られることで有名になっています。

爆発火球とも言われ、何度も爆発しているように明るい流星がゆっくりと飛んでいくように見られるようです。

どんな流れ星なのか気になるところですが、活動が活発になっても1時間に数個の流星が見れる程度なので火球が見れたらラッキーかもしれませんね。

やぎ座α流星群と同時期に極大を迎える「みずがめ座δ(デルタ)流星群」があります。

どんな流れ星が見られるのか寝転んでのんびりと夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。

やぎ座α流星群はいつ?

やぎ座α流星群の活動は、7月3日から8月15日にかけて活発になるようです。

最も活動が活発になる極大日が7月30日頃と予想されています。

7月29日の日没頃には満月に近い明るい月が昇っていますので、日没後すぐの観測は条件が悪いかもしれません。

やぎ座α流星群の流星が飛び出す中心となる点「放射点」の角度も低いため、月が沈む深夜1時頃以降の観測をおすすめします。

月が沈んでしまえば月明かりの影響がなく流星を見ることができます。

やぎ座α流星群単体で1時間で数個ほどと数が少ないので、同時期に見られるみずがめ座δ流星群と合わせて観測してみてはいかがでしょうか。

あくまでも予想ですが、一緒に観測すれば1時間あたり10〜20個ほどは見られるかもしれませんよ。

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やぎ座α流星群の方角は?

やぎ座α流星群は、7月29日の夕方6時頃に放射点が南東から昇って深夜0時頃に南の空に達するようです。

放射点はそれほど高い位置にないために、月明かりの影響で深夜0時の観測には適していないかもしれません。

月が沈む深夜1時過ぎ頃からは、月明かりがないのでおすすめです。

流星群は一方向だけではなく四方八方から出現します。

広い範囲で空を見るようにすれば見つけられる流星の数が多くなります。

安全で広い場所があれば、寝転びながら楽な姿勢で気長に流星を待ってみてはいかがでしょうか。

やぎ座α流星群の天気は?

やぎ座α流星群を観測するのに気になるのは天気ですよね。

天気に恵まれなければ、観測ができなくなってしまいます。

過去の記録を見ながら予想してみてはいかがでしょうか。

今回は、主要な4都道府県の天気と最低気温をまとめてみました。

7月30日 東京都 北海道 大阪府 沖縄県
2022年 晴れ 晴れ 曇りのち晴れ 曇りのち雨
24.0℃ 20.9℃ 26.3℃ 28.4℃
2021年 雨のち晴れ 晴れ 晴れ 晴れ
24.7℃ 23.9℃ 27.2℃ 27.1℃
2020年 曇り 晴れ 曇りのち晴れ 晴れ
20.4℃ 17.7℃ 26.4℃ 27.6℃

過去3年間の7月30日は全国的に晴れているところが多かったようですね。

梅雨明けしている地域が増えてきているようだったので、梅雨明けの時期によって天気が左右されそうです。

最低気温も20.0℃を上回っているようなので、天気に恵まれれば観測しやすい気温になるかもしれませんね。

全国的に梅雨が明けて観測日和になることを期待しましょう。

流星群を見つけやすくする3つのポイント

毎日のように見ることができない流星群だからこそポイントをおさえて観測をしましょう。

流星群を見つけやすくするポイントは次のようになります。

流星群を見つけやすくするポイント1

できるだけ街灯など人口のあかりが少ない場所を選びましょう。

人口の明かりが多いと、その明かりに邪魔されて暗い流星が見えなくなってしまう可能性があります。

結果的に、見ることができる流星の数が減ってしまうことになってしまいます。

流星群を見つけやすくするポイント2

空をできるだけ広い範囲で見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントになります。

放射点の方向にこだわらず空の広い範囲を眺めるようにしましょう。

流星群は放射点のある方向だけに出現するわけではなく、夜空の四方八方から現れます。

広い範囲で空を見渡していれば、より多くの流星が見える可能性が高くなります。

流星群を見つけやすくするポイント3

月を正面にして観測するのは避けたほうが良いでしょう。

月明かりが邪魔をして、暗い流星が見えなくなってしまいます。

月を背にしてできるだけ暗い夜空を広い範囲で眺めましょう。

やぎ座α流星群以外の流星群は?

やぎ座α流星群以外に国内で観測される主な流星群一覧になります。

特に、「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」は、「三大流星群」と呼ばれ毎年ほぼ安定して多くの流星が観測されています。

流星群名称 出現時期 極大日
しぶんぎ座流星群 12月28日 -1月12日 1月4日頃
4月こと座流星群 4月14日 – 4月30日 4月22日頃
みずがめ座η流星群 4月19日 – 5月28日 5月6日頃
みずがめ座δ流星群 7月12日 – 8月23日 7月30日頃
やぎ座α流星群 7月3日 – 8月15日 7月30日頃
ペルセウス座流星群 7月17日 – 8月24日 8月13日頃
はくちょう座κ流星群 8月8日 – 8月25日 8月17日頃
10月りゅう座流星群 10月6日 – 10月10日 10月8日頃
おうし座南流星群 9月10日 – 11月20日 10月10日頃
オリオン座流星群 10月2日 – 11月7日 10月21日頃
おうし座北流星群 10月20日 – 12月10日 11月12日頃
しし座流星群 11月6日 – 11月30日 11月18日頃
ふたご座流星群 12月4日 – 12月17日 12月14日頃
こぐま座流星群 12月17日 – 12月26日 12月23日頃

まとめ

今回は、【2023】やぎα座流星群とは?方角や時間・みずがめ座δ流星群との関係性についてお伝えしてきました。

やぎ座α流星群の活動は7月3日から8月15日にかけて活発になり、最も活動が活発になる極大日が7月30日頃と予想さています。

月が沈み月明かりの影響を受けない7月30日の深夜1時頃が観測におすすめです。

観測時の天気は梅雨前線に左右されそうです。

やぎ座α流星群単体では数個と少ないが、「みずがめ座δ流星群」と一緒に観測すれば多くの流星を見れる可能性がありそうです。

早い流星とゆっくりと明るい流星を同時に見れるチャンスかもしれません。

夏の夜空を彩る2つの流星群をのんびりと観測してみてはいかがでしょうか。

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