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2023しし座流星群はいつ?方角やピーク時間・2001年大出現について解説!

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毎年火の玉みたいにメラメラと燃えているような流星群で有名な、しし座流星群

流星群の中では一番速度が速い流星で、年によっては雨のように流星が降り注ぐことでも知られています。

そもそも、しし座流星群ってどんな流星群なのでしょうか。

この記事でわかること

・2023しし座流星群はいつ
・しし座流星群の方角
・しし座流星群のピーク時間
・しし座流星群の2001年大出現とは

について解説していきますので、ご参考にどうぞ。

2023しし座流星群はいつ?

しし座流星群は11月6日から11月30日にかけて活動が活発になるようです。

最も活動が活発になる極大日が、11月18日の午後2時頃と予想されています。

その日は月が午後8時頃には沈むようなので、月の明かりの影響はなく絶好の観測日和になりそうです。

しかし、極大日が午後2時頃でまだ明るいので観測には良い条件とは言えないですね。

月が沈む午後8時以降が観測に適している時間ではないかと考えられます。

しし座流星群は極大時でも1時間に10個程度と予想されているので、空を見上げて気長に待ちましょう。

何気なく夜空を見上げて流星が見れた人はラッキーかもしれませんね。

しし座流星群の方角は?

しし座流星群は、東京では11月17日の夜11時頃に流星が飛び出す中心となる点「放射点」が東北東から昇り始めるようです。

その後、放射点は18日の朝6時頃に最も高い位置になります。

観測する時間が夜11時過ぎであれば、東の空を中心に空を見上げると良いのかもしれません。

深夜に観測する場合は、空全体を見渡すようにすれば特に方角を気にすることはないでしょう。

11月は寒い季節になりますので、寒さ対策を行って観測するよう心がけてくださいね。

しし座流星群のピーク時間は?

しし座流星群のピーク時間が、11月18日の午後2時頃と予想されています。

ちょうど昼過ぎの時間帯なので観察には適していないと考えられます。

しし座流星群の放射点が高くなる11月18日の深夜から夜明け前か、11月19日の深夜から夜明け前が絶好のチャンスではないでしょうか。

もしかすると、火球と呼ばれる火の玉のような流星が見られるかもしれません。

しし座流星群の天気は?

しし座流星群を観測をする際に気になるのは天気ではないでしょうか。

雨が降っていたり、曇っていたりしたら観測ができなくなります。

そこで過去の記録を見て、当日の天気を予想してみてはいかがでしょうか。

過去数年間の11月18日の天気と最低気温を調べてみました。

東京都 北海道 大阪府 沖縄県
2022年 晴れのち曇り 曇りのち雨 晴れ 晴れ
9.2℃ 0.8℃ 8.4℃ 22.8℃
2021年 曇りのち晴れ 晴れのち雨 曇りのち晴れ 曇り時々雨
9.6℃ 1.7℃ 10.6℃ 21.1℃
2020年 曇りのち晴れ 曇りのち雨 晴れのち曇り 晴れのち雨
10.3℃ 5.6℃ 14.1℃ 23.1℃

※主要な4都道府県を対象としてまとめてみました。

天気はバラバラで当日の天気を予想するのは困難ですが、気温差は予想ができそうです。

沖縄を除くと10℃を下回っている地域が多いことがわかります。

観測する際は、気温に合わせた格好で行うようにしてください。

しし座流星群の2001年大出現とは?

しし座流星群は2001年11月19日に大出現し、絶え間なく流星が流れ続ける「流星雨」現象が起こったようです。

5分間に約250個(1時間あたり約3000個)の流星が観測されたようです。

当時、実際に観測してた方はビックリされたのではないでしょうか。

しし座流星群の元になるテンペル・タットル彗星(母彗星)が約33年を周期としてまわっていて流星の出現数が大きく増減する特徴があると言われています。

彗星とは、太陽の周りをまわっている天体の1つです。彗星の中心は核と呼ばれていて、主に氷と塵のようなものでできているようです。大きさは数百mから数十kmのものまで様々あると言われています。

過去に大出現した年は次のようになっています。

・2001年(前回大出現から2年後)
・1999年(前回大出現から33年後)
・1966年(前回大出現から100年後)
・1866年(前回大出現から67年後)
・1799年(前回大出現から101年後)
・1698年

しし座流星群が次に大出現するのが、2034年と言われているようです。

今年は大出現の予想の年ではありませんが、期待に胸が膨らむ流星群に間違いありませんよね。

しし座流星群以外の流星群とは?

しし座流星群以外に国内で観測できる主な流星群の一覧になります。

「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」は、「三大流星群」と呼ばれており、毎年ほぼ安定して多くの流星が観測されています。

流星群名称 出現期間 極大日
しぶんぎ座流星群 12月28日 -1月12日 1月4日頃
4月こと座流星群 4月14日 – 4月30日 4月22日頃
みずがめ座η流星群 4月19日 – 5月28日 5月6日頃
みずがめ座δ流星群 7月12日 – 8月23日 7月30日頃
やぎ座α流星群 7月3日 – 8月15日 7月30日頃
ペルセウス座流星群 7月17日 – 8月24日 8月13日頃
はくちょう座κ流星群 8月8日 – 8月25日 8月17日頃
10月りゅう座流星群 10月6日 – 10月10日 10月8日頃
おうし座南流星群 9月10日 – 11月20日 10月10日頃
オリオン座流星群 10月2日 – 11月7日 10月21日頃
おうし座北流星群 10月20日 – 12月10日 11月12日頃
しし座流星群 11月6日 – 11月30日 11月18日午後2時頃
ふたご座流星群 12月4日 – 12月17日 12月14日頃
こぐま座流星群 12月17日 – 12月26日 12月23日頃

流星群を見つけやすくする3つのポイント

流星群を見つけやすくするポイントについて解説いたします。

誰でも簡単に行なえることなので試してみましょう。

流星群を見つけやすくするポイント1

街灯などの人口の明かりが少ない場所を選んで観測しましょう。

人口の明かりが多いと、その明かりに邪魔されて暗い流星が見えなくなってしまう可能性があります。

できるだけ見ることができる流星の数を減らさないようにしましょう。

流星群を見つけやすくするポイント2

空を広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントになります。

放射点の方向だけにこだわらず、空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。

流星群は放射点のある方向だけに出現するわけではなく、空の四方八方から出現すると言われています。

空を広い範囲で見渡しているほうが、より多くの流星が観測できる可能性が高くなります。

流星群を見つけやすくするポイント3

月が昇っている場合は、月を正面にして観測するのは避けたほうが良いでしょう。

月明かりに邪魔されて、暗い流星が見えなくなってしまう可能性が高くなってしまいます。

できるだけ暗い夜空の広い範囲を眺めるようにしましょう。

まとめ

今回は、2023しし座流星群はいつ?方角やピーク時間、2001年大出現についてお伝えしてきました。

しし座流星群は11月6日から11月30日にかけて活動が活発になり、極大日が11月18日の午後2時頃と予想されています。

時間にもよりますが、空全体を見渡すようにすれば特に方角を気にすることはなく観測できそうです。

観測するなら放射点が高い11月18日の深夜から夜明け前か、11月19日の深夜から夜明け前が絶好のチャンスと考えられます。

しし座流星群は流星雨という大出現の楽しみがある流星群です。

夜空を眺めに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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