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【2023】はくちょう座κ流星群とは?方角や時間・活動期間・いつ見えるかを解説!

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夏の夜を彩る流星群の中で一番最後にピークを迎えるのが、はくちょう座κ(カッパ)流星群

天候に恵まれずペルセウス流星群が見れなかった方や夏の夜空の締めくくりに、はくちょう座κ流星群の観測はいかがでしょうか。

夏休み宿題がまだの方は天体ショーを題材にしてみるのも良いかもしれませんね。

今回は、はくちょう座κ流星群についてお話ししていきます。

この記事でわかること

・はくちょう座κ流星群とは
・【2023】はくちょう座κ流星群はいつ
・はくちょう座κ流星群の方角
・はくちょう座κ流星群の見頃な時間

について解説していきますので、ご参考にどうぞ。

はくちょう座κ流星群とは?

はくちょう座κ流星群は、はくちょう座のκ(カッパ)星付近に放射点がある流星群になります。

放射点の位置は、はくちょう座とりゅう座の境界付近にあります。

8月上旬から下旬にかけて活動が活発になり、8月18日頃に最も活動が活発になる極大になると予想されています。

はくちょう座κ流星群は、およそ7年周期で出現数が増加する傾向があると言われており、直近だと2021年に増加が見られたようです。

流星の速度は他の流星群と比べてゆっくりと流れるのが特徴で、「火球」と呼ばれている明るく火の玉みたいな流星が見られることもあります。

あまり活発ではない流星群なので、1時間あたり1〜5個程度の流星になるようです。

気長に観測していれば、少ない流星の中に火球が流れてくるかもしれませんね。

はくちょう座κ流星群はいつ?

はくちょう座κ流星群は、8月3日から8月28日にかけて活動が活発になるようです。

最も活動が活発になる極大が8月17日頃と予想されています。

この日は月が昇っていないため、月明かりの影響もなく観測しやすい条件になると考えられます。

極大時でも1時間あたり数個くらいと数は少ないですが、よく明るい流星が観測されているようなので火球が見れるチャンスでもあります。

広い場所が確保できるのであれば、寝転んで夜空を気長に眺めるのも良いかもしれませんね。

はくちょう座κ流星群の方角は?

はくちょう座κ流星群は8月16日の日没頃には、はくちょう座が高く昇っており夜10時頃には放射点が最も高い位置に達しています。

観測時には特にどちらの方向が良いということはなく、広い範囲で空を見渡せば流星を見ることができそうです。

夜明けが近くなると、放射点が西に傾き低い位置になっていくので観測条件が悪くなっていきます。

もともと流星の出現数が少ないので、気長に根気よく待つといった気持ちで観測しましょう。

はくちょう座κ流星群の見頃な時間は?

はくちょう座κ流星群は、8月16日の夜10時頃から8月17日の深夜2時頃までが見頃な時間と予想されています。

流星の出現数も少なく、ピークがはっきりとしてないような流星群なので極大時間にそれほどこだわらなくても良さそうです。

この日は平日になるので、次の日に影響が出ない時間帯に観測を行なうようにしましょう。

はくちょう座κ流星群の天気は?

はくちょう座κ流星群を観測する際に気になるのは天気ですよね。

過去3年間の8月16日の天気はどうだったのか調べてみました。

8月16日 東京都 北海道 大阪府 沖縄県
2022年 曇り 曇りのち雨 晴れ
27.9℃ 18.9℃ 28.7℃ 28.6℃
2021年 雨のち曇り 曇りのち晴れ 曇りのち雨 晴れ
19.0℃ 18.1℃ 23.5℃ 27.0℃
2020年 曇り 曇りのち晴れ 晴れ 晴れ
28.8℃ 20.8℃ 28.2℃ 28.1℃

※主要な4都道府県の天気と最低気温をまとめてみました。

全国的に梅雨明けはしていたようですが、雨や曇りの日が多く感じられます。

観測時には念のため雨具の用意をしておいたほうが安心かもしれませんね。

気温は観測しやすい気温になっていたようなので、それほど気温の差はないように考えられます。

今回は、天気にも恵まれて観測日和になることを期待したいですね。

流星群を見つけやすくする3つのポイント

流星群を見つけやすくするポイントは次のようになります。

このポイントをおさえておけば、見ることができる流星の数を増やすことができるかもしれませんよ。

流星群を見つけやすくするポイント1

街灯などの人口の灯りの少ない場所で選択するようにしましょう。

人口の明かりが多いと、その明るさが邪魔になって暗い流星が見づらくなってしまいます。

できるだけ見ることができる流星の数を増やしていきましょう。

流星群を見つけやすくするポイント2

空が広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントになります。

放射点の報告だけにこだわらず、空の広い範囲を眺めるようにしましょう。

流星群は放射点のある方向だけに出現するわけではなく、全天に現れると言われています。

一方向だけを集中しすぎて、後ろで流星が流れてたなんてことがないよう空の広い範囲に注意を向けましょう。

流星群を見つけやすくするポイント3

月が昇っている場合は、月を正面にして観測するのは避けましょう。

月明かりで暗い流星が見づらくなってしまい、見ることができる流星の数が減ってしまいます。

月を背にしてできるだけ暗い空を眺めるようにしてみましょう。

はくちょう座κ流星群以外の流星群は?

はくちょう座κ流星群以外に国内で観測されている流星群は次のようになっています。

特に、「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」は、「三大流星群」と呼ばれ毎年安定した数の流星が観測されています。

流星群名称 出現期間 極大日
しぶんぎ座流星群 12月28日 -1月12日 1月4日頃
4月こと座流星群 4月14日 – 4月30日 4月22日頃
みずがめ座η流星群 4月19日 – 5月28日 5月6日頃
みずがめ座δ流星群 7月12日 – 8月23日 7月30日頃
やぎ座α流星群 7月3日 – 8月15日 7月30日頃
ペルセウス座流星群 7月17日 – 8月24日 8月13日頃
はくちょう座κ流星群 8月8日 – 8月25日 8月17日頃
10月りゅう座流星群 10月6日 – 10月10日 10月8日頃
おうし座南流星群 9月10日 – 11月20日 10月10日頃
オリオン座流星群 10月2日 – 11月7日 10月21日頃
おうし座北流星群 10月20日 – 12月10日 11月12日頃
しし座流星群 11月6日 – 11月30日 11月18日頃
ふたご座流星群 12月4日 – 12月17日 12月14日頃
こぐま座流星群 12月17日 – 12月26日 12月23日頃

まとめ

今回は、【2023】はくちょう座κ流星群とは?方角や時間・活動期間・いつ見えるかをお伝えしてきました。

はくちょう座κ流星群は、8月3日〜28日にかけて活動が活発になり8月17日頃極大と予想されています。

極大時でも1時間あたり数個くらいと数は少ないですが、よく火球が見られていて有名と言われています。

8月16日の夜10時頃には放射点が最も高い位置にあるようなので、広い範囲で空を見渡せば流星を見ることができそうです。

はくちょう座κ流星群は、8月16日の夜10時頃から8月17日の深夜2時頃までが見頃な時間のようです。

夏の夜空に明るく流れる火球を見れるチャンスですので、天気に恵まれた際は出かてみてはいかがでしょうか。

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