みなさんは、満月と新月はなんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか。
しかし、詳しく説明してと言われると、おそらく難しいはずです。
新月は私たちにとってなじみ深く、そして関りがあるため改めて知っておくべきです。
・新月とは
・新月のボイドタイム
・新月はいつ
・新月の願い事
についてお話しします。
Contents
新月とは?簡単に
新月とは、地球から月が見えていない状態のことを指します。
本来であれば、太陽光の反射により月が見える状態となりますが、新月の場合はそれがありません。
月が見えなくなる仕組みはとても簡単です。
太陽と月、そして地球が一直線に並ぶと反射するものがないため、月が見えなくなるということです。
月の満ち欠けは29.5日周期で訪れるため、ちょうど1カ月ごとに新月と満月があらわれます。
また、微妙に31日や30日とずれがあるため、毎月見られる新月の日もずれがあります。
つまり、新月は2日の日もあれば10日の日もあるということです。
月が満ち欠けする理由は?
新月は朔(さく)とも言い、満月までの期間を29.5日周期で繰り返しています。
夜空を見上げると、今日は満月だったのに違う日に見ると満月だったなんてことはありませんか。
この変化を月の満ち欠けと言います。
月の見え方は、月をはじめ地球や太陽の位置が変化することで変わります。
月は地球の周りをまわっており、そして地球も同じように太陽の周りをまわっています。
つまり、月も地球も動いているからこそ、月の見え方も異なるというわけです。
例えば、太陽と月が一直線にいる場合、月の太陽側は明るいですが反対側は暗くなります。
その暗くなる側を地球で見ているので、月が暗くなります。
新月のボイドタイムって何?
新月を調べると、何やら聞きなれない言葉があります。
それがボイドタイムです。
ボイドタイムとは無効の時間という意味を指します。
では、なぜ月とボイドタイムが関係あるのでしょうか。
それは月がどの星座にも属していないからです。
このボイドタイムは占星術のジャンルに入ってくるので詳しいことはお伝え出来ませんが、月は無効の時間という表現から、集中力や思考力が落ちるものだと考えられています。
ですが、やはり月を気にして生きていくのは無理がありますし、あくまで言い伝えのようなものですから私生活に影響を与えることはありません。
新月はいつ?
新月は毎年毎月、出現する日が異なります。
例えば2023年を例にしますと、
新月の日時 | 時間 |
---|---|
1月22日(日) | 5時53分 |
2月20日(月) | 16時6分 |
3月22日(水) | 2時23分 |
4月20日(木) | 13時13分 |
5月20日(土) | 0時53分 |
6月18日(日) | 13時37分 |
7月18日(火) | 3時32分 |
8月16日(水) | 18時38分 |
9月15日(金) | 10時40分 |
10月15日(日) | 2時55分 |
11月13日(月) | 18時27分 |
12月27日(水) | 9時33分 |
基本的に2023年は月の中盤から後半にかけて新月が見られますが、時間はバラバラです。
深夜の時間もあれば朝や昼などもあります。
新月から満月に向かう課程で、三日月や上弦の月、満月、下弦の月を経ています。
新月の願い事は?
新月はボイドタイムで見ると、あまりいい印象はありませんが、願い事関連はどうでしょうか。
新月に関していえば、それぞれの月で、願い事が異なるようです。
たとえば、おうし座の新月であれば、お金に関すること牡羊座であれば情熱や始まりに関することが該当します。
願い事をかなえる際には、いくつかのポイントがあります。
・叶えられる願いを考える
・願いを書き出す
・マイナスなことは書かない
・新月の24時間以内に書く
などが該当します。
叶えられる願いを考える
どんな願い事もそうですが、明らかに叶えられないものは考えるべきではありません。
たとえば、明日に自身が総理大臣になりたい、宝くじの1等を当てたいというのは、あまりにも非現実すぎます。
おそらく、それほどの高い志を持っているのであれば、総理大臣になるために動いているでしょうし宝くじもたくさん購入されているはずです。
さすがに行動もしないのに、敵わない願いを叶えられるというのは非現実的すぎます。
できるだけ現実味のある、叶えられそうな願いを考えるようにしましょう。
願い事を書き出す
叶えたい願い事があるのでしたら、それを紙に書き出してください。
ある意味、七夕の短冊のようなイメージです。
願い事を書き出した声に出して読み返してください。
その願い事で合っているのかどうか、誤字脱字はないのかをチェックします。
マイナスなことは書かない
せっかく願い事をするわけですから、マイナスなことは書くべきではありません。
過去に失敗したからこうなりたい、ではなく「こうなりたい」という思いのみにするべきです。
とくにボイドタイム中はマイナスな連想が多くあるため避けるべきです。
基本的にお願いごとですからマイナスなことにはなりませんが、できるだけポジティブに考えるようにしましょう。
新月が始まってからお願いごとをする
新月などが開始すると、地震や台風のようなとくにお知らせなどもありませんので、自分でチェックしなければなりません。
その際に、新月の1分でも早くにお願いごとをすると、全く意味がなくなってしまいます。
たとえば8勝ち16日は18時38分が開始となるため、18時37分に願い事をしてもダメです。
18時38分か39分くらいであれば新月が始まっているため、理想的なタイミングだと言えます。
時計やスマートフォンの時間にずれがないのかを確認し、最適な時に願い事をしましょう。
新月から24時間以内に書く
新月ははじまってすぐに願い事をするといいとされています。
ですから、新月が見られた瞬間に願い事をして書くと最も理想ですが、遅くても24時間以内には願い事をしておくべきです。
理想は新月発生時のタイミング、8時間以内、24時間以内となっています。
もちろん願い事というのはお祈りの一種でもあるため、100%叶うとは限りません。
ですが何かにすがるという気持ちは必要ですし、願ったことで自信につながることもあります。
新月以外にもさまざまな呼び方がある
新月は、月が見えなくなる現象を指しますが、それ以外にも満月や三日月、上弦の月、下弦の月があります。
とくに新月から満月までの流れは、かなり重要です。
また、毎月の満月にはウルフムーンやスノームーン、ストロベリームーンなどの季節に応じた名前も付けられています。
さらには、スーパームーンやマイクロムーン、ブルームーンなどの一時的な現象においても名前が付けられているため、いろいろ調べるととても面白いですし、月や満月に関してとても詳しくなれます。
まとめ
新月という言葉をよく耳にしますが、それでも詳しく説明できる人は少ないはずです。
新月とは太陽と月と地球が一直線になったため、月が暗く見える現象のことを指します。
もし夜空を見て月が見えないのであればそれは新月だと認識できます。
毎月新月のタイミングは異なるため、気になったのであれば当日にチェックしてみてください。